ニュース 政治 作成日:2016年9月6日_記事番号:T00066253
6日付工商時報によると、台湾の対中窓口機関、海峡交流基金会(海基会)の董事長に就任が内定した田弘茂・元外交部長は5日、ラジオ局のインタビューに応じ、「就任後に優先的に取り組む仕事は中台の窓口機関同士の交渉メカニズムを回復し、台湾企業が直面する問題を解決することだ」と述べた。
田氏(右)は政治的に敏感な質問に答える際に、目を固くつぶって気合を入れた(5日=中央社)
田氏はまた、中台関係の在り方について、「相手がすぐに受け入れられないような用語を使うべきではない。両岸(中台)関係はこれ以上悪化しようがない。両岸は友好的に付き合うべきだ。ただ尊厳も必要だ」と指摘した。
田氏はさらに、自身の政治スタンスについて、「自分は台湾独立派ではなく、台湾の利益に関心を抱く『民主台湾派』だ」と述べた。
海基会は12日に臨時董監事会を開き、田氏を正式に董事長に選任する。董事長ポストは林中森氏の退任後、3カ月半にわたり空席となっていた。
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