ニュース 電子 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066255
プリント基板(PCB)用銅箔基板(CCL)の材料となる銅箔が現在、供給不足を背景に値上がりしており、CCLメーカーもこれに応じて8~9月に製品価格を引き上げている。PCBメーカーの8割が値上げを受け入れているとされ、台光電子材料(エリート・マテリアル)、聯茂電子(アイテック)、台燿科技(台湾ユニオンテクノロジー、TUC)のCCL大手3社は8月の売上高がいずれも前月を上回った。7日付工商時報が報じた。
銅箔メーカーの金居開発銅箔(コーテック・ディベロプメント)の6日発表によると、同社の8月売上高は前月比9.83%増、前年同月比44.34%増の4億8,300万台湾元(約15億7,000万円)で過去4年5カ月の最高を記録。9月も受注が満杯状態となったことから再度値上げを実施しており、業績はさらに上向く見通しだ。
材料コストの増加を受けてCCLは川下のPCBメーカーに値上げを通知したところ、第3四半期はPCB業界の需要期に当たることもあってほとんど受け入れられている状況だ。第4四半期も高い需要が続いた場合、さらに値上げが行われる可能性もある。
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