ニュース 電子 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066258
米グーグルは6日、「FASTER海底通信ケーブル」の台湾延伸区間が供用を開始したと発表した。同ケーブルは日米間で6月に既に供用が開始されており、海外とのデータ通信速度向上に寄与しそうだ。7日付経済日報が伝えた。
同ケーブルは5,000万米ドルを投資し、日本から台湾まで延伸されたもので、最高26テラビット毎秒(Tbps)の通信が可能だ。台湾の新世紀資通、日本のKDDIも一部出資した。計算上は全ての台湾人が自撮り写真を同時に日本に送信しても15秒で送信が完了するという十分な通信容量を備えている。
グーグルは「台湾にはアジア最大のデータセンターを設けており、新海底ケーブルは台湾、日本のユーザーのみならず、アジア各地のユーザーの通信速度向上にもつながる」と説明した。
台湾ではこのほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」やグーグルマップ、Gメールなどの使用がよりスムーズになりそうだ。グーグルは台湾の彰浜工業区でデータセンターの拡張を続けている。
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