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スズキ新型ビターラ発売、台湾生産車並みの低価格


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066262

スズキ新型ビターラ発売、台湾生産車並みの低価格

 スズキ総代理店、金鈴汽車(台湾スズキオートモービル)は6日、新型SUV(スポーツ用多目的車)、ビターラ(日本名・エスクード)を発売した。ハンガリー生産の輸入車だが、台湾生産車並みの76万8,000台湾元(約250万円)からに価格を設定した。年間販売目標は、単一モデルでは最高となる2,000台だ。7日付工商時報が報じた。

/date/2016/09/07/03Suzuki_2.jpgエンジンは1.6リットルの自然吸気と1.4リットルの直噴ターボの2種類。価格は最高グレードでも90万元以下だ(同社リリースより)

 台湾スズキは近年、年間販売台数5,000台前後で推移しており、商用車を除いた乗用車の販売台数は3,500~4,000台と、他社の輸入車販売が好調な中、10位圏外と低迷している。昨年の乗用車の販売台数は3,709台で前年比9.2%減、今年1~8月は2,226台だった。

 ビターラは世界戦略車で、昨年の発売以来、今年7月までに世界で15万台以上売れた。燃費効率、安全性、駆動性能が優れている。

 同社は、新車投入と低価格戦略で、シェア拡大を目指す方針だ。年内に新型コンパクト「バレーノ」も発売するとみられる。