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アパレル受託生産、下半期は受注1割減か


ニュース その他製造 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066263

アパレル受託生産、下半期は受注1割減か

 欧米アパレル市場で販売在庫の解消が遅れている影響で、台湾の▽儒鴻企業(エクラット・テキスタイル)▽聚陽実業(マカロット・インダストリアル)▽南緯実業(テックスレイ・インダストリアル)▽銘旺実業(ヘイカーズ・エンタープライズ)──などのアパレル受託生産メーカーは下半期、受注が前年同期比で7~10%減少するとの観測が出ている。7日付工商時報が報じた。

 エクラットは、販売ブランド顧客向けの売上比率が今年第2四半期は25~26%となり、昨年通年の35%を大幅に下回ったとみられる。

 マカロットは、GAPやユニクロといった大手ブランドからも受注が減り、今年は3月から8月まで6カ月連続での減収となった。同社は、アパレルブランドは在庫減少ペースの遅さから発注に慎重になっていると指摘。その上で、例年第3四半期は需要期だが、受注回復は第4四半期にずれ込むと予測した。