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緑能科技50%減収も、太陽電池の需要冷え込み


ニュース その他製造 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066264

緑能科技50%減収も、太陽電池の需要冷え込み

 太陽電池需要の急速な冷え込みを受けた減産により、太陽電池用シリコンウエハー最大手の緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー、GET)や太陽電池大手の昱晶能源科技(ジンテック・エナジー)などが2桁の大幅減収に見舞われている。7日付経済日報が報じた。

 緑能科技が6日発表した8月連結売上高は6億4,500万台湾元(約21億円)で前月比46%減、前年同月比50%減だった。同社は、シリコンウエハー価格が急落しており、赤字拡大を防ぐため、長期の顧客以外の受注を減らしていると説明した。同社は8月の稼働率が50%まで下がったようだ。

 ジンテックの8月連結売上高は6億400万元で、前年比28.7%減、前年同月比57.9%減だった。上半期は14億~17億元台を推移していたが、7月に10億元を割り込んだ。

 太陽電池用導電性ペースト最大手、碩禾電子材料(ギガソーラー・マテリアルズ)は8月連結売上高が9億5,500万元で、前月比28.5%減、前年同月比35.5%減だった。中国や台湾の競合に受注を奪われたことも原因だ。