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高雄で港湾都市フォーラム、新南向政策の前進基地に


ニュース その他分野 作成日:2016年9月7日_記事番号:T00066272

高雄で港湾都市フォーラム、新南向政策の前進基地に

 グローバル港湾都市フォーラムが6日、高雄市の高雄展覧館(高雄エキシビションセンター、KEC)で開幕し、25カ国から49都市が参加した。7日付工商時報が伝えた。

/date/2016/09/07/16forum_2.jpgフォーラムに出席したベトナム・ダナン市代表は、高雄市中正小学校でベトナム移民の子供向けの母国語授業を参観した(7日=中央社)

 今回のフォーラムは、蔡英文政権が掲げる「新南向政策」を実践し、高雄を同政策の前進基地と位置付け、東南アジアなどとの経済協力を拡大する狙いで開かれた。

 開幕式に出席した林全行政院長は、「東南アジアは活力に満ち、経済が急速に成長している地域だ。今回のフォーラムに参加した都市の3分の1を東南アジア各国が占めた」と指摘し、高雄市がその優位性を利用し、近隣の東南アジア各国と協力し、域内の繁栄と進歩を目指すことに期待感を示した。

 フォーラム開催に合わせ、高雄市政府は同日、マレーシア・セランゴール州とデジタルコンテンツ分野、ハラル(イスラム教徒向け製品)認証に関する協力覚書を結んだ。デジタルコンテンツ分野では高雄市デジタルコンテンツ創意センターとセランゴール・デジタル創意センター(SDCC)が提携した。