ニュース 電子 作成日:2016年9月8日_記事番号:T00066286
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が7日発表した8月連結売上高は前月比7.9%増、前年同月比5%減の289億5,000万台湾元(約940億円)で、過去10カ月で最高となった。中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)の李亜琴アナリストは、中国で液晶テレビ用パネルの需要が拡大しており、AUOや群創光電(イノラックス)のパネル出荷増につながったと指摘した。中国は上半期の液晶テレビ輸出台数が3,310万台で、前年同期比14%増加した。8日付経済日報が報じた。
AUOの彭双浪(ポール・ポン)董事長は以前、大中小全サイズでパネルが供給不足で、受注は年末まで見通しが立っていると述べていた。
市場調査会社、IHSテクノロジーの謝勤益シニアディレクターは、パネルメーカーは第3四半期、テレビ用パネルの利益率が15~20%に達するとの予測を示した。シグマインテルの統計によると、8月は43インチテレビ用パネル価格が12米ドル上昇した。9月は40~43インチが15米ドル、49~55インチが5米ドル上昇する見通しだ。
なお、中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)の8月連結売上高は前月比24.91%増、前年同月比71.04%増の22億7,300万元で、2013年11月以降で最高となった。中小型パネルの出荷枚数は3,989万8,000枚で、前月比46.6%の大幅増となった。
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