光学関連製品大手、光宝科技（ライトン・テクノロジー）が７日発表した８月連結売上高は前月比９％増、前年同月比18％増の210億5,000万台湾元（約685億円）で、過去５年で最高となった。光電、通信の核心事業がいずれも成長した。８日付経済日報が報じた。
同月に売上高全体の23％を占めた光電部門は、発光ダイオード（ＬＥＤ）部品と屋外照明用の市場シェアが引き続き上昇した他、ヘッドライト用および街灯用ＬＥＤも出荷が好調、照明モジュールがハイエンド製品の出荷拡大の恩恵を受けた結果、前月比８％、前年同月比４％の増収となった。
通信部門は▽ハイエンドサーバー▽インターネット設備▽電源管理システム▽クラウド製品──などの出荷が拡大し、同社売上高全体に占める割合は50％と前月から15ポイント、前年同月から17ポイント上昇した。
同社では、第３四半期は各製品の受注が好調で、特にゲーム機用の需要でストレージ装置が大幅な出荷増となったと説明した。９月も引き続き増収となり、第３四半期の増収幅、増益幅は第２四半期を上回るとみている。
