ニュース 食品 作成日:2016年9月8日_記事番号:T00066289
食品大手、味全食品工業は7日、同社「林鳳営」ブランドの牛乳などを生産する高雄工場が、食品安全・品質管理の認証規格SQF(食品安全システム)の最高等級であるレベル3の認証を受けたと発表した。レベル3認証のみSQF認証を証明するマーク(SQF品質シールド)を使用できる。牛乳に同マークが使用されるのはアジア初となる。8日付経済日報が報じた。
陳永清董事長(左)は、林鳳営の牛乳が国際的に認められ光栄だと語った(同社リリースより)
SQFは、世界で最も厳しい食品安全の国際規格といわれている。米国ではマクドナルド、ウォルマート、コストコなど小売業やレストランの75%以上が、SQF認証を受けているメーカーを選んで取引している。味全はSQF認証の取得で、販路の拡大が期待できそうだ。
林鳳営ブランドの牛乳は、2014年に起きた親会社、頂新国際集団の不正食用油事件の影響で、不買運動が発生し、販売量が激減した。その後、製造工程の透明化や販促が奏功し、今年上半期の市場シェアは24.6%と前年同期から2.9ポイント上昇した。ただ、3位の光泉牧場(KCデイリー)との差はわずか0.2ポイントだった。
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