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新光三越、店舗改革を本格化【表】


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年9月8日_記事番号:T00066294

新光三越、店舗改革を本格化【表】

 新光三越百貨が店舗改革を本格化している。台北信義新天地A11館で6階に約400坪のシアター「信義劇場」を設けたのに続き、通常化粧品売り場が並ぶ1階に米ハーレーダビッドソンや電気自動車(EV)大手、米テスラモーターズの店舗をオープンするなど、百貨店業界の伝統を覆す改装を進めている。今後は日本の「とんかつまい泉」、イタリアンレストラン「ジェイミーズ・イタリアン」など海外の有名な飲食ブランドも誘致する計画で、今年の売上高目標800億台湾元(約2,600億円)の達成に弾みを付ける。8日付工商時報などが報じた。

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 新光三越の呉昕陽執行副総経理は7日、台湾の百貨店業界の1~8月売上高は前年同期比4%増加したが、同社の増収率は1%にとどまったと明かした。ただ、A11館や台中中港店、台南新天地の改装により、通年の売上目標は達成できる見込みだと自信を見せた。

 呉執行副総経理は、「信義劇場」設置後1年余りで従来とは異なる客層を呼び込めたと説明。またテスラやハーレーなど、これまで百貨店になかった自動車やバイクのブランドを誘致することで、店舗に新風を吹き込みたいと話した。なお「とんかつまい泉」は台湾全土で3店オープン、「ジェイミーズ・イタリアン」は台中中港店でもオープンする計画だ。