ニュース その他分野 作成日:2016年9月8日_記事番号:T00066300
中台による第13回海峡両岸情報産業・技術標準論壇(フォーラム)が7日に中国黒竜江省ハルビン市で閉幕し、双方は▽スマート製造業分科会での専門家委員会設置▽ロボットの検査、認証、技術、標章に関する協議▽両岸スマート製造業モデル地区の指定──などで一致した。8日付工商時報が伝えた。
今回の会合は、台湾の華聚産業共同標準推動基金会(華聚基金会)、中国の中国電子工業標準化技術協会(CESA)、中国通信標準化協会(CCSA)の共催で開かれ、11の分科会で協議が行われた。
特にロボット分野では技術標準の共通化、標章の相互認証などで協力を進めることで一致した。華聚基金会の林坤銘執行長は「進展があれば、台湾製品を中国に輸出する際、発売までの時間が短縮され、品質検査の時間とコストも節減できる」と指摘した。
スマート製造業モデル地区は、新製品の環境テストの場を提供するものだが、具体的な場所など詳細は固まっていない。
林施行長は「全ての共通認識と結論は中国工業信息化部(工信部)の支持を得ており、業界への拘束力が民間から政府レベルへと高まった点で重要な意義がある」と述べた。
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