ソニー・インタラクティブエンタテインメント（ＳＩＥ）は９日、台湾で家庭用ゲーム機「プレイステーション４（ＰＳ４）」の新モデルを発売した。また、４Ｋやハイダイナミックレンジ（ＨＤＲ）に対応する上位版「プレイステーション４Ｐｒｏ（PS4 Pro）」は11月10日に発売する。新型ＰＳ４の販売価格は9,980台湾元（約３万2,500円）から、PS4 Proは１万2,980元。
新型ＰＳ４は、日本、北米、欧州では15日より順次発売する（同社リリースより）
新型ＰＳ４は、現行モデル比で30%以上の小型化、16%の軽量化、28%の消費電力低減を実現した。またPS4 Proは、ＣＰＵ（中央処理装置）、ＧＰＵ（グラフィックスプロセッサー）の性能強化により、精緻で快適な映像表現を可能にした。10月13日発売予定の「プレイステーションＶＲ（ＰＳＶＲ）」が快適に使えそうだ。
９日付工商時報によると、新型ＰＳ４発売を受け、台湾のサプライヤー、▽光学ディスクドライブの光宝科技（ライトン・テクノロジー）▽電源供給器の台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）と群光電子（チコニー・エレクトロニクス）▽組立の鴻海精密工業と和碩聯合科技（ペガトロン）──などが恩恵を受けそうだ。
