ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年9月9日_記事番号:T00066321
電気バス製造の唐栄車輌科技の何義純董事長は8日、2億台湾元(約6億5,000万円)を投じて台中市に電池組立工場を設置すると明らかにした。現在採用する中国製のリチウム鉄電池を自社製品に切り替える狙いだ。試験生産後は認証取得に取り組み、年産能力は電気バス1,000台分を見込む。将来的には電気バスと合わせて海外にも売り込む。9日付工商時報が報じた。
唐栄車輌の電気バスは同日、台中市の東海大学キャンパス内のシャトルバスとして運用を開始。電気バスが台湾の大学キャンパスで使用されるのは初めてで、今後は台北市の台湾大学、新竹市の清華大学、交通大学などでの採用も働き掛ける。
何董事長は、同社の電気バスは桃園市、台中市、金門県でのシャトルバスとして、また台湾積体電路製造(TSMC)にも南部科学工業園区(南科)で採用されており、今年の累計出荷台数は67台、通年で100台へと前年の2倍に増えるとの見通しを示した。また、海外展開については、ボルボの販路を利用して米国の電気バス市場に進出する計画で、早ければ来年にも具体的な成果が期待できると述べた。
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