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アジア太平洋のバイオ産業、拠点整備に向け数値目標設定【表】


ニュース 医薬 作成日:2016年9月9日_記事番号:T00066322

アジア太平洋のバイオ産業、拠点整備に向け数値目標設定【表】

 バイオテクノロジー産業策略諮問委員会議(BTC)が8日開かれ、台湾をアジア太平洋地域のバイオテクノロジー産業拠点として整備するため、同産業の年間生産額を2020年に5,000億台湾元(約1兆6,000億円)、25年時点で7,800億元まで引き上げるとする数値目標が設定された。9日付工商時報が伝えた。

/date/2016/09/09/09Bio_2.jpg林行政院長(中)は、新薬の開発には海外の優秀な人材が必要だとコメントした(8日=中央社)

 BTCは目標達成に向け、政府に大型ファンドの創設、提携や合併・再編による国際市場進出、高付加価値医療器材・医薬品・健康福祉産業に関する計画づくりなどを提言した。

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 林全行政院長は「目標は世界とレールをつなげることだ。世界ができることは台湾も必ず成し遂げられる」と述べた上で、「全体として、バイオテクノロジー産業は良好な発展が見込まれる。新政権のバイオテクノロジー産業における戦略目標は就業率問題の解決ではなく、人材育成と国際的な優秀人材の誘致だ」と指摘した。