ファウンドリー大手、聯華電子（ＵＭＣ）が９日発表した８月連結売上高は前月比3.5％増、前年同月比6.1％増の129億3,300万台湾元（約420億円）で、６月に次いで今年２番目の高水準だった。10日付工商時報が報じた。
ＵＭＣの１～８月連結売上高は968億2,900万元で、前年同期比3.7％減だった。同社は、第３四半期出荷は２～３％増加すると予測。28ナノメートル製造プロセスが売上高の20％を占めると予想した。証券会社は、第３四半期売上高は381億元を超え、過去最高を更新すると予想した。
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）傘下、世界先進積体電路（ＶＩＳ）の８月連結売上高は前月比2.7％増、前年同月比31.9％増の22億3,400万元で、過去17カ月で最高だった。１～８月連結売上高は170億8,600万元で、前年同期比6.3％増だった。
ＶＩＳは、一部顧客の在庫積み増しが一段落し、第３四半期売上高は62億5,000万～65億5,000万元と予想した。前期は64億6,300万元だった。
