ニュース 石油・化学 作成日:2016年9月12日_記事番号:T00066370
航空機・部品メーカー、漢翔航空工業(AIDC)はこのほど、炭素繊維(カーボンファイバー)メーカーの永虹先進材料(UHTユニテック)の株式5%を取得した。今年3月に台湾の製造業、物流業などから成る宇宙航空産業連盟「Aチーム」が設立されて以降、連盟メンバーに対する初の出資ケースだ。12日付工商時報が報じた。
UHTユニテックは航空宇宙用途向けの高強度・高弾性率炭素繊維に力を入れており、日本最大のベンチャーキャピタル、ジャフコも、UHTユニテックはミドル~ハイエンド炭素繊維の量産能力を持つ台湾唯一のメーカーで、世界で初めて中高弾性率炭素繊維のプラント輸出を可能にしたとして、今年第2四半期に約10%出資した。
UHTユニテックの王智永執行長は、同社の中高弾性率炭素繊維は既に世界的な特許を取得しており、他社の同級製品より3割安い上に良品率は90%以上と海外メーカーの50%以下を大きく上回っているため、国際競争力が高いと強調した。
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