台中の百貨店大手の中友百貨と台中大遠百（トップシティー）は15日から、広三そごう百貨は16日から周年慶（創業祭）セールの予約販売を開始する。今年の中秋節連休（15～18日）が４日間と大型なため、３社は創業祭セール、予約販売を例年より１週間早めて商機獲得を狙う。13日付中国時報などが報じた。
中友百貨は22日～10月５日に「購物節」セールを開催する。販促に１億8,000万台湾元（約５億8,000万円）を投じ、予約販売期間も含めた40日間で前年同期比1.86%増の売上高19億7,900万元を目指す。
トップシティーも22日に創業祭セールをスタートする。21日間の販促期間で売上高25億6,000万元を目指す。
広三そごう百貨の創業祭セールは21日から10月12日まで。販促に１億9,000万元を投じ、還元率は最大20%をうたう。
一方、新光三越百貨中港店の創業祭セールは９月29日開始と例年並み。売り場の４分の１の改装を進めており、台湾の百貨店初となるナイキのコンセプトショップを誘致し、客単価20%上昇を見込む。
