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シャープ、鴻海と知財管理会社を設立


ニュース 電子 作成日:2016年9月14日_記事番号:T00066415

シャープ、鴻海と知財管理会社を設立

 鴻海精密工業傘下のシャープはこのほど、鴻海グループで知的財産関連業務を担うサイエンビジップ・コンサルティングと合弁会社サイエンビジップ・ジャパン(SBPJ、大阪市)を10月3日に設立し、シャープの知的財産関連業務をSBPJに委託すると発表した。シャープは自社の知的財産権を引き続き保有するが、サイエンビジップのノウハウを生かして知的財産の活用度を高める。14日付工商時報が報じた。

 SBPJの資本金は500万円。出資比率はシャープ51%、サイエンビジップ20%、SBPJ役員29%。社長はシャープ出身の西田孝氏。消息筋によると、シャープの知的財産関連部署や人員をSBPJに統合する予定だという。

 シャープの収益拡大に向け、SBPJは将来的にシャープ以外に対する知的財産関連サービスの提供も検討している。

 鴻海副総裁を兼ねるシャープの戴正呉社長は今年6月、「シャープの技術は素晴らしいが商品化できておらず、鴻海は技術の商品化に長けるため、両社は相互補完的な関係にある」と述べていた。