ニュース 電子 作成日:2016年9月19日_記事番号:T00066440
鴻海科技集団(フォックスコン)は15日、子会社のフォックスコン・ファーイーストを通じて10億米ドルの普通社債を発行すると発表した。観測によると、米国連邦準備制度理事会(FRB)が年末に利上げを行うとの観測が相次ぐ中、これに先んじて米ドル建ての社債を発行することで比較的低コストで資金調達を行いたい考えとみられる。16日付工商時報が報じた。
今回、鴻海が発行する普通社債のうち6億米ドル分が5年物で利率は2.25%、4億米ドル分が10年物で利率は3%となる見通し。
鴻海は社債の発行理由について説明を行っていないが、外電の報道によると、調達した資金は設備投資や債務の償還および運転資金に当てられる見込みだ。
またフォックスコン・ファーイーストは鴻海によるシャープ買収の際、805億円を出資してシャープ株の18.41%を取得しており、今回の資金調達は今後のシャープの経営拡大に充てられる可能性が高いとの見方も出ている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722