ニュース 石油・化学 作成日:2016年9月19日_記事番号:T00066447
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は、米国でのエチレングリコール(EG)の生産拡大など今後3年間で408億2,000万台湾元(約1,330億円)の投資を行う計画で、これにより石化製品などの生産額が年間341億8,000万元増加すると見込む。19日付工商時報が報じた。
EGは、投資額約280億元で米テキサス州に新工場を設置し、2018年第3四半期に生産開始を目指す。同工場の稼働によりEG生産額は年間222億2,000万元増加する見通しだ。また同州ではポリ塩化ビニル(PVC)製のドア枠組立工場が17年5月から稼働し、年産額は28億1,000万元を見込む。
同社はまた、中国・昆山市(江蘇省)の工場で9月からプリント基板(PCB)を、台湾の林口工場(新北市)で10月から光電用ポリエステルフィルムの生産を拡大する計画だ。また中国・南通市(江蘇省)の工場でも18年2月からビニールレザーの生産拡大を計画している。
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