ニュース 金融 作成日:2016年9月19日_記事番号:T00066454
鴻海精密工業傘下の創星物聯科技(トランスIoT)は近く損害保険の泰安産物保険と提携し、保険料算定にフィンテックを応用した利用ベース自動車保険(UBI)の運用に協力すると発表した。創星物聯は保険料算定の基準となる顧客の走行記録などを収集、分析する機器「KARDI Lite」を提供する。泰安産物は台湾で初めてUBIを導入した損保だ。19日付経済日報が報じた。
台湾の自動車保険市場規模は700万~800万台で、年間700億台湾元(約2,300億円)だ。UBIの導入により顧客の走行記録を基に保険料を算定でき、リスク評価をより実態に近づけることが可能だ。保険業者によると、安全運転をしている顧客であれば年間25~30%の保険料を削減できる。
UBI導入をめぐっては、中華電信と台湾産物保険、台湾大哥大(台湾モバイル)と富邦産物保険が既に提携しており、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)も交渉を進めている。
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