行政院は18日、童振源報道官が辞任し、後任として民進党立法委員の徐国勇氏（58）が10月１日より就任すると発表した。童報道官は国家安全会議諮問委員に転任する。18日付自由時報が報じた。
童氏は在任期間134日の、歴代で在任期間が最も短い政府報道官となる（19日＝中央社）
童報道官の辞任は事実上の更迭とされ、政府関係者は、就任以降、たびたび失言が出て問題視されたことが原因だと話した。ただ童氏が優れた人材であることに変わりはなく、林全行政院長がより能力を発揮できるポストに転任を決めたと指摘した。
徐氏は弁護士で、政治討論番組に長い間出演してきた。徐氏は今後、政府の政策をできる限りはっきりと伝え、市民の理解を得たいと述べた。
