ニュース 電子 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066465
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)は19日、エリクソンと共同で台北遠東通訊園区(Tパーク、新北市板橋区)に台湾初の第5世代移動通信システム(5G)実験室を開設した。同社ネットワーク・技術事業群の饒仲華・執行副総経理は「5Gサービスは2018年に試験営業、20年に商用化を実現し、通信速度1ギガビット毎秒(Gbps)のネットワークを提供したい」と語った。20日付工商時報が報じた。
エリクソンのカールソン副社長(左)は、5Gは自動車、医療、金融などあらゆる分野でキーワードとなるとコメントした(19日=中央社)
饒執行副総経理はまた、5Gサービスの商用化初期は、映像・音楽コンテンツ・プラットフォーム、交通・運輸、水道・電気・エネルギーの3分野での発展を重視すると説明。台湾の研究機関、公営事業、企業などを対象に普及を図る考えを示した。
なお同実験室はエリクソンにとって世界で25カ所目の5G実験室で、通信速度が1Gbpsに達する実験室としては同9カ所目となる。エリクソンのハンス・O・カールソン副社長兼北東アジア研究開発(R&D)主任は「台湾では第4世代移動通信システム(4G)の普及率が50%を突破するのに3年しかかからなかったが、5Gはより迅速な普及が期待できる」との考えを示した。
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