ニュース 石油・化学 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066471
経済部統計処が19日発表した統計によると、化学繊維の1~7月生産額は941億2,000万台湾元(約3,100億円)で前年同期比で10%減となった。生産の海外移転に加え、原材料価格の下落が要因だ。経済部は、通年では1,600億元以下と過去6年で最低となり、減少幅も最大となる可能性を指摘した。20日付経済日報が報じた。
化学繊維は1~7月輸出額も27億5,000万米ドルで前年同期比8.7%減少した。世界景気の不透明さによる需要減退と、欧米市場で依然在庫処分が進められている状況のためだ。
また、化学繊維生地の1~8月輸出は、中国(香港を含む)向けが30.2%で、ベトナム向けは19.6%となった。5年前の2011年との比較では中国は9.8ポイント下落し、ベトナムは7ポイント上昇した。中国メーカーが化学繊維の生産を拡大し同国の輸入需要が減ったことに加え、川上アパレルメーカーがベトナムでの生産を拡大したことが要因だ。
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