ニュース その他製造 作成日:2016年9月20日_記事番号:T00066473
20日付工商時報によると、太陽電池市場は現在、価格が毎週過去最低を更新するほど悪化が深刻になっている。こうした中、市場調査会社のエナジートレンドは、太陽電池メーカー各社が新たな生産ラインを稼働させれば、業界は来年、川上から川下にかけて18~35%の供給過剰に陥ると警告している。
エナジートレンドによると、太陽電池業界は引き続き在庫消化圧力に直面しており、シリコンウエハーおよび太陽電池メーカーの大多数で製品価格の下落により粗利益率がマイナスに陥っている。既に生産コストを割り込んでいるメーカーも少なくなく、こうしたメーカーでは8月に受注量を減らしたことから大幅な減収を記録したとされる。
なお同社は来年の太陽電池需要を63.7ギガワット(GW)と予測しており、今年度予測の63.4GWからわずか0.3GWしか成長しないとの見方だ。一方で中台の太陽電池メーカーでは、今年末から来年初めにかけて新たな生産ラインの稼働が相次ぐ見通しで、来年の生産能力は世界全体で前年比13~15GW拡大する見込みだ。
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