セブン－イレブンを展開する統一超商（プレジデント・チェーンストア）は、日本最大の代理購入サイト「Buyee（バイイー）」と提携して、日本の楽天市場やアマゾン、ヤフーオークションといったサイトで購入した商品を、台湾全土のセブン－イレブンで受け取れるようにした。統一超商は昨年、台湾最大の代理購入サイト「MYDAY」と提携して同様のサービスを開始している。バイイーとの提携で、越境貨物の取扱量が今年２割増え、来店客数と手数料収入が増加すると見込む。20日付経済日報が報じた。
バイイーは1,350以上の通販サイトの商品代理購入を手掛け、物流、決済代行までワンストップサービスを提供している。
統計によると、海外の通販サイトの商品代理購入市場は年産額が70億台湾元（約230億円）に上り、毎年２～３割のペースで増えている。中でも中国の「淘宝網（タオバオ）」、日本の楽天市場、韓国のＧマーケット、米アマゾンなどが人気だ。
