長栄航空（エバー航空）は19日、国泰世華商業銀行（キャセイ・ユナイテッド・バンク）、ビザ（ＶＩＳＡ）と提携したクレジットカードを発表した。アメリカン・エキスプレス、シティバンク（花旗銀行）との提携カードに続く３種類目で、エバー航空の陳憲弘総経理は、国泰世華銀との契約期間５年以内に20万～25万枚を発行したいと語った。20日付工商時報が報じた。
４種のカードで、空港への無料送迎、空港ＶＩＰルームの利用などの特典もある（エバー航空リリースより）
エバー航空と国泰世華銀の提携カードは10台湾元（約33円）の消費で１マイル獲得でき、来年末までに台湾を出発するフライトで航空券が５～10%引きといった特典を受けられる。
国泰世華銀の李偉正総経理は、台湾の航空会社提携クレジットカード発行枚数は現在約70万枚と説明。エバー航空との提携で１年目にシェア10%を獲得する自信があり、将来的にはシェア30%を目指すと語った。
