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9月TVパネル価格が大幅上昇、40インチで過去最高13%【表】


ニュース 電子 作成日:2016年9月21日_記事番号:T00066492

9月TVパネル価格が大幅上昇、40インチで過去最高13%【表】

 市場調査会社のIHSテクノロジーによると、9月の40、43インチテレビ用液晶パネルオファー価格はそれぞれ13%上昇し、過去最高の伸び幅となった。40、43インチが主力の友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)は第3四半期、大幅黒字が期待できそうだ。21日付工商時報が報じた。

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 IHSテクノロジーによると、9月のテレビ用パネル価格は40インチが116米ドル、43インチが124米ドルに上昇。▽32インチ、74米ドル(6%上昇)▽49インチ、146米ドル(5%上昇)▽55インチ、189米ドル(2%上昇)──も軒並み上昇した。液晶モニター用パネル価格は1~4%上昇、ノートパソコン用パネル価格は3~4%上昇した。

 IHSテクノロジーの謝勤益(デビッド・シェイ)シニアディレクターは、クリスマスシーズンに向け、液晶パネルの供給不足が深刻化する中、中国パネルメーカーが8月に32インチパネル価格を10米ドル値上げし、台湾や韓国のパネルメーカーが追随したと分析した。ただ、テレビの受託生産メーカーはコスト増をテレビ価格に反映できないと指摘。年末のテレビの売れ行きが、パネル需要が続くかどうかの鍵となると述べた。