ニュース その他分野 作成日:2016年9月21日_記事番号:T00066509
国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)が20日発表した2017年域内総生産(GDP)成長率予測値は1.2%だった。世界経済の不透明感で輸出総額の前年比3%増が困難な上、中台関係の停滞に伴い、観光業界での消費が大幅に減少するとみられるためだ。今年の予測は0.8%で据え置いた。21日付工商時報が伝えた。
中華経済研究院(中経院、CIER)の来年のGDP成長率予測は1.8%(7月時点)、行政院主計総処は1.88%(8月時点)だった。
中央大学経済系の徐之強教授は、国際通貨基金(IMF)が世界のGDP成長率予測を今年3.1%、来年3.4%にそれぞれ下方修正したことから、世界経済回復の遅れがうかがえると指摘した。来年の不確定要素として、英国の欧州連合(EU)離脱決定、米国の利上げを挙げた。
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