ニュース 電子 作成日:2016年9月22日_記事番号:T00066519
市場調査会社、IHSテクノロジーは21日、アップルのスマートフォン最新機種「iPhone7」32ギガバイト(GB)モデルの組み立て価格は1台5米ドルで、前世代機種「iPhone6s」の4.5米ドルから11%上昇したと指摘した。これにより同製品の組み立てを手掛ける鴻海精密工業および和碩聯合科技(ペガトロン)が業績に恩恵を受けそうだ。22日付経済日報が報じた。
IHSによると、iPhone7・32GBモデルの材料コストは219.8米ドルで、これに組み立てコストを加えると総コストは224.8米ドルと、iPhone6sに比べ17%増、歴代機種で最高となる。しかし、iPhone7の販売価格は前世代とほぼ同水準に据え置いており、消費者と受託メーカーが恩恵を受ける状況となっている。
なお緯創資通(ウィストロン)は21日、中国・江蘇省昆山市の子会社、緯新資通の設備投資額の上限を従来の1億3,500万米ドルから2億米ドルに引き上げると発表した。昆山工場では主にスマート型モバイル機器の生産を行っており、今回の投資拡大について証券会社は、iPhone7の量産に備えたものと推測している。これが事実とすればウィストロンは第3のiPhone7組み立てメーカーとなるが、同社広報部は「ノーコメント」と発言した。
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