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工研院とエヌビディア、台湾初の自動運転車開発へ


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年9月22日_記事番号:T00066521

工研院とエヌビディア、台湾初の自動運転車開発へ

 工業技術研究院(工研院)とグラフィックIC最大手の米エヌビディアは21日、共同でディープラーニング(深層学習)技術と人工知能(AI)を自動運転車とロボットのスマート化に導入する提携覚書(MOU)を交わした。台湾初の自動運転車開発を目指す。22日付経済日報が報じた。

 工研院機械・機電システム研究所の胡竹生所長は、工研院は1年余り前に自動運転技術の開発を始め、これまで清華大学、交通大学と連携してきたと説明。今後はエヌビディアのディープラーニング計算チップを利用して大量の画像処理を行い、その結果をクラウド上に保存していく方針だ。

 工研院の自動運転車プロトタイプは現在、特定道路での走行が可能だ。工研院は、当初は遊園地内の移動車両や台湾高速鉄路(高鉄)、都市交通システム(MRT)の軌道検測車など走行ルートが固定され、ゆっくり走行できる場所で自動運転車を使用すると説明。数年以内に工研院敷地内で自動運転シャトルバスを走らせたい考えだ。