ニュース その他製造 作成日:2016年9月22日_記事番号:T00066523
経済部が21日発表した製造業の第2四半期売上高は6兆1,255億台湾元(約19兆6,000億円)で、前期比4.2%減、前年同期比5.2%減と5四半期連続での前年割れとなった。ただ、減少幅は過去3四半期で最小だった。経済部は、アップルの新型スマートフォンiPhone7の人気のほか、モノのインターネット(IoT)、カーエレクトロニクス、VR(仮想現実)など新分野の拡大を受け、第3四半期にプラス成長に転じると予測した。22日付工商時報が報じた。
業種別の第2四半期売上高は、最多のコンピューター電子・光学製品業が2兆194億元(前期比2.6%減、前年同期比6%減)だった。世界経済が減速する中、ハイエンド携帯電話の端境期、ノートパソコンやタブレット端末市場の低迷が響いた。
次いで電子部品業が1兆2,295億元(前期比6.6%増、前年同期比1%減)だった。液晶パネルやDRAM価格が低迷したが、ロー~ミドルエンドのスマホ需要が拡大に転じ、ファウンドリーやIC設計、パッケージング・テスティング(封止・検査)などの売上高が増えた。
その他は▽化学材料、4,584億元(前期比11.9%増、前年同期比9.9%減)▽石油・石炭製品、3,381億元(前期比15.1%増、前年同期比20.7%減)▽ベースメタル(基本金属)、2,779億元(前期比10.1%増、前年同期比9.3%減)▽金属製品、2,618億元(前期比6%増、前年同期比4.8%減)▽機械設備、2,553億元(前期比10.6%増、前年同期比3.2%減)──と軒並み前年割れだった。
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