微星科技（ＭＳＩ）は、今月15～18日に開催された東京ゲームショウ2016で発表したリュックサック型のバーチャルリアリティー（ＶＲ）対応ゲーミング（ゲーム用）パソコン「VR-ONE」を、宏達国際電子（ＨＴＣ）のＶＲシステム「HTC Vive」とのセットで10月末にも日本で先行発売する計画だ。その後、台湾での販売も予定しており、価格は６万9,990台湾元（約22万5,000円）からとなる。23日付工商時報が報じた。
VR-ONEはインテルのCore i7プロセッサーとエヌビディアの最新ＧＰＵ「GeForce GTX 1070」を搭載。２つのバッテリーパックを合わせた総重量は3.6キログラムで、現在、市場で最軽量かつ最も高性能なリュック型ゲーミングＰＣとうたっている。
また今後、VR-ONEはフェイスブック（ＦＢ）傘下のオキュラスＶＲが販売するＶＲシステム「オキュラスリフト」にも対応する予定で、互換性テストを進めている。第４四半期中にも米国でVR-ONEとオキュラスリフトのセットで発売されると予想されており、価格は599～2,800米ドルの見込みだ。
