ニュース 電子 作成日:2016年9月23日_記事番号:T00066548
南亜塑膠工業(南亜プラスチックス)は22日、傘下のガラス繊維最大手、台湾必成(PFGファイバーグラス)および必成玻璃繊維(香港)の株式、各50%を提携パートナーの米化学メーカー、PPGインダストリーズから買い取り、100%子会社とすることを董事会で決議した。23日付工商時報が報じた。
PFGは1987年に南亜プラとPPGが折半出資で設立した。PPGが技術を提供し、南亜プラが経営管理を担い、91年に電子材料および複合材料向けガラス繊維の生産を開始。電子材料用市場では生産能力(現在年間8万トン)、シェアともに世界1位の座を安定して維持している。
南亜プラの呉嘉昭董事長は、今回、電子材料事業における垂直統合のメリットを考慮してPFGの株式を買い取ることを決めたと説明した。
なおPFGと必成玻璃繊維を完全子会社化した後、これまでPPGが提供した基礎技術は全て2社に永久授権される。
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