家電大手、声宝（サンポ）の陳世昌販売本部総経理は22日、10月に発売する曲面４Ｋテレビと４Ｋスマートテレビは、世界20カ国・地域、200チャンネル以上の番組視聴が可能な「Golive」を内蔵すると明らかにした。来年の液晶テレビ販売の２割以上を占める主力製品になると見込む。23日付経済日報が報じた。
陳販売本部総経理は、中国ではスマートテレビとコンテンツの一括販売がトレンドになっているが、台湾はまだ駆け出し状態と説明。「Golive」を内蔵することで、台湾在住のベトナム人、インドネシア人労働者や中国人配偶者が見られる番組が増えると述べ、今後はこうした付加価値サービスがテレビの大きな目玉になると予想した。
台湾の液晶テレビ市場規模は今年105万～110万台の予想で、既に飽和している。台湾地場ブランドの中でテレビ販売台数が最多のサンポは、「Golive」内蔵テレビで新たな需要を開拓し、シェア確保を図る。
