ニュース 自動車・二輪車 作成日:2016年9月26日_記事番号:T00066576
台湾において主流となっている125ccバイクの価格は、7~8年前は5万~6万台湾元(約16万~19万円)程度だったが、現在では8万元を超える車種も登場するなど大幅に値上がりしており、消費者の間で不満が高まっている。これに対しバイクメーカーは、環境保護法の規定が厳格化されたことで装備のアップグレードが必要になったためと説明し、理解を求めている。25日付蘋果日報が報じた。
同紙調査によると、現在市販されている125ccバイクのうち台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾)の「シグナスX」、三陽工業(SYM)の「ジェットS」、光陽工業(KYMCO)の「G6」といった125cc車種はいずれも販売価格が8万元に迫っており、KYMCOが今年発売した「レーシングS」は8万元を超えている。
こうした中、ネットユーザーからは、「10年前の4~5万元でも高いと感じたのに、今の価格では買い替えられない」「経済的弱者が多いバイクユーザーの首を締めている」といった不満の声が相次いでいる。
しかし政府は来年、第6期排ガス基準の導入を予定しており、バイク価格は今後も上昇が見込まれる。
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