ニュース 食品 作成日:2016年9月26日_記事番号:T00066578
日本統治時代の1919年に建設された台湾初のビール工場「台北啤酒工場」(台北市八徳路)について、台湾煙酒(TTL)の呉容輝董事長は23日、1年以内に敷地5.2ヘクタールの都市再開発計画を完成させ、指定古蹟の建造物保存、ビール文化園区(3.1ヘクタール)の設置、地上権設定方式によるTTL本社ビル建設を行うと明らかにした。投資額は100億台湾元(約320億円)以上。ビール文化園区ではホテル、ショッピングセンター、オフィスビルなどの複合商業施設を開発し、早ければ2019年に着工、21年にオープンする計画だ。24日付工商時報などが報じた。
TTLは台北啤酒工場の設備の老朽化から14年に台北市に都市再開発計画を提出後、収益還元方法や開発方針などをめぐって交渉していたが難航、このほどビール文化園区開発で合意した。台北市文化局指定の歴史建造物や、指定古蹟の包装工場、醸造ビル、貯蔵室、工場設備などは全て保存する。
呉董事長は、「古蹟保存区」はビールの生産工程や文化を学べる参加・体験型博物館のような場所にしたいと話した。
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