ニュース 政治 作成日:2016年9月26日_記事番号:T00066587
李登輝元総統は24日「李登輝基金会」の募金パーティーに出席し、訪台する中国観光客の減少について、台湾経済は中国に頼る必要はなく、より具体的な投資と改革を行っていくべきとの考えを示した。中央社電が24日報じた。
李元総統は、中国は台湾内部の分裂を狙っており、台湾存続のため皆が共に努力すべきと強調した(24日=中央社)
蔡英文政権が「1992年の共通認識(92共識)」を受け入れず中国との関係が悪化していることについて李元総統は、「当時『92共識』という言葉がなかったことは台湾人なら誰でも知っている。中国はなかったことを台湾に強要している」と発言した。
李元総統はまた、完全週休2日制の導入過程で国定休日の復活など混乱が生じていることについて、「政府は勇気を持って明確な態度で対応すべきだ」と提言した。
なお李元総統はパーティー後に不調を訴え台北栄民総医院(台北市北投区)に検査入院したが、翌25日午後に退院した。担当医師は、体調に大きな問題はなく疲労が原因だと分析した。
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