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ミシンの伸興工業、今年の出荷目標を下方修正


ニュース 機械 作成日:2016年9月29日_記事番号:T00066603

ミシンの伸興工業、今年の出荷目標を下方修正

 家庭用ミシン受託生産の世界最大手、伸興工業は、今年の出荷目標を315万台へと、従来の331万台から下方修正した。同社は、日本、中国、ロシア、南米で需要が足踏みし、9月出荷台数は32万台と、従来予測の35万台を下回る見通しだ。第4四半期の出荷目標も68万台と、従来の77万台から引き下げた。28日付工商時報が報じた。

 伸興工業は、欧米向け出荷台数は伸びているため、今年の出荷台数は昨年の実績311万台を上回る予測と説明した。今年1~8月の出荷台数は214万台で、前年同期比4.39%増だった。

 伸興工業の8月連結売上高は5億8,100万台湾元(約19億円)で、前月比17.84%減、前年同月比0.69%増だった。1~8月連結売上高は41億1,000万元で、前年同期比4.44%増だった。証券会社は、今年の同社売上高は62億元以上で、昨年の60億1,700万元を上回ると予測した。