ニュース 建設 作成日:2016年9月29日_記事番号:T00066607
台北市で環境影響評価(環境アセスメント)が必要な新増築建設物が駐車場を設置する場合、電気自動車(EV)・電動バイク用の充電スタンドの設置を義務付けられることが、26日の同市環境影響評価委員会で決まった。駐車場は3分の1以上にEV充電スタンドを設置するか、そのためのスペース確保が求められる。1カ月以内の施行を見込む。27日付自由時報が報じた。
この他、▽使用電力量が800キロワット(kW)以上の建築物は、電力使用量の5%以上を敷地内に設置した再生エネルギー発電で賄う▽工事中の温室効果ガス排出量を50%削減する▽水道水使用量の4%以上を雨水などの再生水で賄う▽建築中の騒音レベルを表示するメーターの設置──なども決められた。
このほか、台北都市交通システム(MRT)駅周辺の建築物に対しては、自転車用駐輪場を増やし駐車場スペースの縮小を求める。これによりMRTの利用を促進する。
違反した場合、環境影響評価法に基づき、業者に対し30万~150万台湾元(約100万~480万円)の罰金を科す。
台北市では、高層ビルの建設や、面積1ヘクタール以上の丘陵地の開発、病院や文教施設を建設する際、環境影響評価の実施が求められる。
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