ニュース 運輸 作成日:2016年9月29日_記事番号:T00066613
台風17号(アジア名・メーギー)が台湾を通過した27日夜、長栄航空(エバー航空)の国際線旅客機が悪天候下で台湾に戻る便を多数運航し、運航に無理があったのではないかと指摘を受けていることを受け、交通部民用航空局(民航局)は28日、エバー航空が標準作業手順に違反していなかったかどうか調査を行う方針を明らかにした。29日付蘋果日報が伝えた。
27日夜、エバー航空の便は30便が桃園空港に着陸したが、15便は悪天候で着陸できず香港やマカオに行き先を変更した。飛行中には揺れが激しく、乗客からは不満の声が漏れたが、エバー航空側は「安全上の懸念はなく、空港の離着陸基準に沿って運航した。今後台風接近時の天候評価、スケジュール調整について再検討を行う」とコメントした。
民航局によると、台風接近時に運航を行うかどうかは航空会社に決定権があり、実際に今回の台風でも多くの欠航便が出たが、エバー航空は他社に比べ運航便が多かった。
乗客からは「機体が突然傾いたりして、ずっと経を唱えていた」「無理なフライトはやめてもらいたい」といった声が相次いだ。
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