ニュース 電子 作成日:2016年9月30日_記事番号:T00066629
台湾通信産業の標準規格制定と国際化を推進する業界団体、台湾資通産業標準協会(TAICS)は29日、米国の電気通信産業連盟(TIA)と提携意向書に調印した。共同で第5世代移動通信システム(5G)、IoT(モノのインターネット)関連技術の応用と開発に取り組み、米国の先端ワイヤレス通信技術研究プログラム「AWRI」の試験プラットフォームへの参加を促進する。30日付経済日報が報じた。
TAICSの曽鏘声理事長は、今後は台湾の4G、5G実験ネットワークをTIAのIoT実験ネットワークの一つとして連携し、台湾の5G用途開発を加速するほか、台湾メーカーが米国の標準規格に早めに対応し、5G関連の中核特許を取得できるようサポートすると話した。また、米国メーカーは台湾の5G実験場の一つを使用することが可能で、ウィンウィンを実現できると述べた。
TIAはTAICSが5G分野で提携する5団体目となる。TAICSは既に▽欧州電気通信標準化機構(ETSI)▽NGMNアライアンス(本部・ドイツ)▽電波産業会(ARIB)▽情報通信技術委員会(TTC)──とも提携覚書を交わしている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722