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新光三越の創業祭セール開始、過去最多24万人が来店


ニュース 商業・サービス 作成日:2016年9月30日_記事番号:T00066634

新光三越の創業祭セール開始、過去最多24万人が来店

 百貨店大手、新光三越百貨は29日、台北南西店(台北市中山区)など台湾各地の6店で週年慶(創業祭)セールを開始した。6店に前年同期比4%増、過去最多の計24万人が訪れ、売上高は2%増の計14億3,000万台湾元(約46億円)に上った。中でも百貨店業界の創業祭セール全体の売れ行きを占う指標との評価がある台北南西店では、50万元分の購入者に対するプレゼントが開店後30分で35セット送られた。30日付経済日報が報じた。

/date/2016/09/30/11departmentstore_2.jpg台北南西店では、セール開始と同時に客が店内になだれ込んだ(29日=中央社)

 創業祭セールを開始したのは台北南西店のほか、▽桃園駅前店(桃園市桃園区)▽台中中港店(台中市西屯区)▽嘉義垂楊店(嘉義市西区)▽台南中山店(台南市中西区)▽高雄三多店(高雄市前鎮区)──。

 新光三越の呉昕陽執行副総経理は、台北南西店では創業祭セールに向け3日間の予約販売を予定していたが、27日は台風17号(アジア名・メーギー)の影響でキャンセルされたため、予約販売期間の売り上げは前年同期比5%増と当初見込みの半分にとどまったと説明した。

 呉執行副総経理は一方で、台北南西店と台北信義新天地で行っていた改装や新商品の導入が今後効果を発揮するとして、今年の経営見通しを悲観していないと強調した。