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張TSMC董事長と郭鴻海董事長、アジアのトップ20経営者に


ニュース その他分野 作成日:2016年9月30日_記事番号:T00066643

張TSMC董事長と郭鴻海董事長、アジアのトップ20経営者に

 日本経済新聞が発行する英文メディア「日経アジアンレビュー(Nikkei Asian Review)」は29日、アジアの有力上場企業331社「Asia300」から企業価値向上に最も貢献した経営者20人(MVP)を選出し、台湾からは台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀(モリス・チャン)董事長、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が選ばれた。30日付工商時報などが報じた。

 日経アジアンレビューはTSMCについて、世界市場シェア55%を占めるファウンドリーで、革新を追求し続け、14年から米アップルのプロセッサー受注を獲得したと説明。23日時点の時価総額は1,552億米ドルと、2009年半ばの3倍以上となった。12年以降、年間売上高と純利益の過去最高を更新している。

 鴻海は時価総額が438億米ドルで、00年初めから359億米ドル増加した。

 トップ経営者20人にはほかに▽長江実業創業者、李嘉誠氏(香港)▽騰訊控股(テンセント・ホールディングス)会長、馬化騰氏(中国)▽サムスン電子会長、李健熙氏(韓国)──などが名を連ねた。

 アジアの有力上場企業331社「Asia300」は、国・地域ごとに企業の時価総額ランキングを算出し、上位企業の中から成長性や知名度などを考慮して選抜している。