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エヌビディアのAI用SoC、TSMCの16ナノ採用


ニュース 電子 作成日:2016年10月3日_記事番号:T00066659

エヌビディアのAI用SoC、TSMCの16ナノ採用

 グラフィックIC最大手、米エヌビディアはこのほど、自動運転車を設計するための人工知能(AI)用スーパーコンピューター向けSoC(システム・オン・チップ)「Xavier」を発表。台湾積体電路製造(TSMC)の16ナノメートル製造プロセスを採用して生産し、早ければ2017年末に出荷を開始すると表明した。3日付工商時報が報じた。

 このほかスマートフォン用チップ大手、米クアルコムも先ごろ発表した組み込みシステム向けプロセッサー、「スナップドラゴン600E」および「スナップドラゴン410E」をTSMCの28ナノプロセスを採用して生産すると表明した。

 これらチップは電子看板、ビデオコンバーター、医療用画像処理、POSシステム(販売時点情報管理)、ロボット、モノのインターネット(IoT)などの分野で応用が見込まれる。

 クアルコムはスマホチップの生産において、相次いでサムスン電子の14ナノプロセスを採用しているが、組み込みシステム向けプロセッサーについては依然、TSMCが主要な委託先となっている。