ニュース その他製造 作成日:2016年10月3日_記事番号:T00066666
台湾経済研究院(台経院、TIER)が30日発表した8月の製造業景気指数は11.84ポイントで前月比1.32ポイント上昇し、景気信号は2カ月連続で「黃青(後退傾向)」が灯った。景気信号は6月まで15カ月連続で「青(後退)」が続いていたため、景気後退からの脱却傾向がより顕著となった。1日付工商時報などが報じた。
台経院は、主要国の経済回復に伴い、台湾の8月輸出総額が2カ月連続でプラス成長となり、輸出受注も前年割れを抜け出したと指摘した。
製造業景気指数を構成する5項目は、▽需要、前月比0.94ポイント上昇▽経営環境、0.78ポイント上昇▽原材料投入、0.32ポイント上昇▽コスト、0.21ポイント上昇──の4項目が上昇し、販売価格のみ0.93ポイント下落した。
業種別で「青」は全体の17.41%と、前月比29.78ポイント減少した。一方、「黃青」は67.59%で16.94ポイント増加、「緑(安定)」は12.39%で10.23ポイント増加、「黄赤(過熱傾向)」は前月0%から2.6%となった。ただ、「赤(過熱)」は依然0%だった。
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