ニュース 商業・サービス 作成日:2016年10月3日_記事番号:T00066669
台中国家歌劇院(ナショナル台中シアター、台中市西屯区)が30日、1カ月の試験営業を経て、全館オープンした。地下2階、地上6階建てで、大劇場(2,007席)、中劇場(796席)、小劇場(200席)やサロンなどを備える、国家両庁院(台北市中正区)以来の国家レベルの芸術ホールとなる。1日付中国時報などが報じた。
台中国家歌劇院は、世界9大新ランドマークの一つといわれている(30日=中央社)
設計を手掛けた日本の建築家、伊東豊雄氏は開幕式で、一切の境界を取り払い、自然と一体となった設計で、従来と違うオペラハウスづくりの夢が実現したとあいさつした。建物内部には直線の壁がなく、曲面で囲まれた空間が連なる独特の設計だ。
鄭麗君文化部長は、台湾の芸術文化発展の基盤として、地域と海外、芸術と市民生活を結び付けたいと期待感を示した。
こけら落としで、スペインの前衛パフォーマンス劇団、ラ・フラ・デルス・バウスがリヒャルト・ワーグナーの歌劇「ラインの黄金」を上演した。チケット料金は800~8,800台湾元(約2,600~2万8,400円)で、全2,000席余りが1カ月前に完売した。
台中国家歌劇院では12月まで、台中市民に200元で市民カード、他県市民には350元でVIPカードを販売する。カード提示で台中国家歌劇院が主催、共催の演目チケットが2割引きで購入できる。
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