ニュース 運輸 作成日:2016年10月3日_記事番号:T00066673
台北市政府は2日、台北都市交通システム(MRT)松山新店線の列車内と、MRT市政府駅など8駅で使用できる無料Wi-Fiサービス「捷運Wi-Fi 230」の試験運用を開始した。試験運用期間は来年2月末まで。2日付自由時報が報じた。
ネットワーク名(SSID)は「230」から始まる。写真は目印のステッカー(台北市政府リリースより)
捷運Wi-Fi 230はまず、台北MRT松山新店線を走る2車両の列車と、市政府駅のほか▽台北101/世貿▽南京復興▽大安▽科技大楼▽動物園▽西門▽公館──の7駅で試験運用する。対象車両かどうかは台北市政府資訊局のイメージキャラクター「230」のステッカーの有無で識別できる。
市が運営する既存の無料公衆無線LANサービス「Taipei Free(台北公衆区免費無線上網)」では、利用者が乗る車両がプラットフォームを離れるとWi-Fi接続が切断される欠点があった。また、捷運Wi-Fi 230は利用時に表示される広告を収入源として全林実業と華電聯網(ホアコム・システムズ)が運用するため、広告収入でWi-Fi提供コストをカバーできれば、今後はサービス対象車両と駅を拡大し、将来的に台北MRTではTaipei Freeを同サービスに切り替えることも可能で、台北市政府には経費削減のメリットがある。
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