ニュース 電子 作成日:2016年10月4日_記事番号:T00066681
4日付経済日報が業界関係者の話を基に報じたところによると、IC設計大手、聯発科技(メディアテック)のタブレット端末用チップがこのほど、アマゾン・ドット・コムから音声アシスタント内蔵スピーカー「エコー・ドット」に採用された。今後2カ月間で出荷のピークを迎える見通しで、第4四半期のタブレット用チップの出荷増に貢献しそうだ。ただメディアテックは観測に対しコメントを控えている。
エコー・ドットは、スピーカーにクラウドサービスと連携した多様な音声アシスタント機能を搭載した「アマゾン・エコー」の小型・廉価版製品で、価格は49.99米ドル。米アマゾンのサイトで予約を受付中で今月20日より出荷を開始する。
アマゾン・エコーには米テキサス・インスツルメンツ(TI)のチップが搭載されているが、エコー・ドット向けチップはメディアテックに調達先が切り替えられたもようだ。
業界関係者によると、メディアテックは2014年よりアマゾンの教育機関向けタブレット端末にチップ供給を開始し、昨年はさらにセットトップボックス(STB)「Fire TV」にもメディアテックのチップが採用されるなど協力関係を深めている。
このほか、メディアテックが24%を出資する中国のタッチICおよび指紋認証IC大手、深圳市匯頂科技(GOODiX)が、今月17日に上海証券取引所(SSE)に上場することが確定した。上場に伴い1株19.42人民元(約297円)で4,500万株を発行する。
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